75.PHPファイルを分割してみよう ~意外と楽に管理ができる~
PHPファイルにはHTMLを記述したり、配列を書いたり、HTMLの中に文字列を埋め込んだり用途が様々ですよね。
今回は用途別にPHPを分割することで、目的別にPHPを作成し管理したいと思います。
配列だけのPHPファイルを作る
難しいことはなく、単純にPHPファイルを新規作成して、いつものルールで記述するだけですね。
せっかくのなので、配列の中に配列をいれてデータを管理することもやっていみましょう。
<?php
$corps =[
["name"=>"google",”ip"=>"192.168.1.1"],
["name"=>"apple",”ip"=>"192.168.1.2"],
["name"=>"facebook",”ip"=>"192.168.1.3"],
["name"=>"amazon",”ip"=>"192.168.1.4"],
["name"=>"microsoft",”ip"=>"192.168.1.5"]
];
?>
上記コードをcorplist.phpに記述します。
PHPファイルに別のPHPファイルに読み込む
分割したPHPを読み込みます。これは特に難しいことはなくて、
メインのPHPファイルにPHPファイルを読み込む記述をするだけで完了です。
<?php require_once "corplist.php"?>
これだけで、読み込み完了です。
で、読み込んでどうやって使うのかを次に見ていきましょう。
読み込んだPHPを利用する
これも難しいことは無いです。
Sassのときにはファイル名を書いて、ドットを書いて、変数名を書いて…
のように利用までに必要な記述が多かったですね。
ただ、phpの場合はそうした名前を定義する必要はなく、
先程の例で言えば、
index.phpの中に下記のように記述します。
<?php require_once "corplist.php"?>
<head>
~~
</head>
<body>
~~
<?php foreach($corplist as $corp): ?>
<div class="card">
<h2 class="corporate-name"><?php $corp[name]; ?></h2>
<p>これは会社紹介です</p>
</div>
<?php endforeach; ?>
~~
</body>
みたいに書くだけで、corplist.phpから読み込んだ配列をindex.phpで特別な手順をふまずに使用できます。
非常に便利ですね。
今日のまとめ
- phpファイルは分割して読み込むことができる
- 分割の仕方によっては、ファイルごとに役割をもたせることができるので、管理が楽になる。
- 分割したPHPを読み込んだ場合でも特別な手順を必要とせず、通常の変数や配列のアクセス方法で良いので、分割後の手間に変化はほぼ無い。
ファイルの分割はCSSクラス設計に近いものを感じました。
役割を持たせて、メンテナンス性を持たせて管理したいなと考えています。
では、また。