88.復習しよう⑤ ~データベース・SQL~
復習シリーズ第5弾
データベース・SQLについて。
これで今までの学習を再咀嚼したので、明日からはWordPress課題に入っていけます。
では早速やっていきましょう。
データベースとは
データを「集めて」「使いやすい形に整理」して「まとめた」もの。
こんなイメージです。
一般的には、
構造化した情報またはデータの組織的な集合
と言われているようです。わかりにくいですよね。
意味のあるデータのまとまりを作って、
それらを整理して使いやすくしたもの、またはその仕組のこと
と自分は解釈しています。
データベースのメリット
データベースとはでも書いた内容と重複する部分もありますが、
- データをある単位でまとめて管理できる
- データが整理されているので簡単に目的のデータを取り出せる
- 全体のデータから、指定条件でまとめたデータを取り出せる
こんなところですね。
データをある単位でまとめて管理できるというのは、
ロウとかレコードと呼ばれる単位で管理していて、
ちょうど住所録とか、社員名簿の1件の情報をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
例えば、社員名簿の場合。
社員Aさんの「名前、年齢、性別、所属、入社日」をまとめて1行に書きますよね。
このような「行」単位で1件のデータを管理する点がデータベースと同じなのです。
また、名前とか年齢とかそのデータが何かを表すのは列とかカラムと言われます。
ロウ(行)、カラム(列)で構成される1つのデータのまとまりをテーブルといいます。
身近なものはエクセルですね。
行、列、シート
こんなイメージです。
目的のデータを取出したり、指定した条件に合致したデータを新しいテーブルとして取り出すみたいなこともできます。
これは、使い方によってはかなり強力だと思います。
例えば、
全社員名簿から男性のみの社員名簿を瞬時に取得するだとか、
全国の住所録から静岡県静岡市の住所録を取得するだとか、そういうイメージです。
これがスグにできるというのは使い勝手がかなり良いデータですよね。
もともとのデータベースのデータを書き換えずに行うこともできるので、
必要に応じて全体のデータから必要な部分だけを抜き出して、使用するというのも保守性の面から見ても良さそうですね。
SQLとは
SQLはデータベースを操作する為の問い合わせ言語です。
先程から、こういうデータを取得したりと言っていた指示をする為の言語だと思っていただければ間違いありません。
どうやってデータベースを操作するのか
これもデータベースのところでお話した、管理されている仕組みに対してアプローチしていくような形で記述します。
そう、テーブル、ロウ、カラムに対して条件を指定したりするわけです。
細かい部分は省きますが、
SELECTでカラム名を、
FROMでテーブル名を、
条件指定はWHERE カラム名 = 値(取得したいロウの値)
のように指定して上げることで、該当データをすべて取得してくれます。
例えば以下のようにSQLで記述すると
SELECT name FROM test WHERE gender ='男';
testテーブルのgenderカラムの値が'男'のロウのnameカラムの値を取得
という具合です。
SQLとデータベースがWeb制作と関係あるのか
これは、WordPressのデータ管理がデータベースで行われているから基礎知識として必須ということです。
その辺りの仕組についてはおそらく今後の課題で触れていくことになるでしょう。
楽しみです。
今日のまとめ
- データベースはデータを「集めて」「使いやすい形に整理」して「まとめた」もの。
- データベースではカラム、ロウ、テーブルでデータを管理している
- SQLはデータベースに対して、必要なデータを取出したり、編集したりする操作の為の言語
本日はデータベース、SQLについてやってきました。
明日からはいよいよWordPressです。
歩みが遅い笑
ですが、歩みは止めずに進めていきますよ。
では、また。