72.連想配列 ~番号ではない、データの管理~
本日は連想配列について。
普通の配列とは何が違うのでしょうか。
早速やっていきましょう。
連想配列とは?
配列はデータのまとまりを、インデックス(番号)で管理するんでしたね。
では、連想配列とは?
キーという文字列で、データを管理する仕組みです。
例えば、
$prices = [ 200, 120, 500];
この配列のデータが価格を表しているのはわかりますが、
何の価格かはわかりませんよね?
連想配列で書いてみる
先程の配列を連想配列で書いてみましょう。
$prices =[ "りんご" => 200, "みかん"=>120, "ぶどう"=>500];
キー(文字列)とデータが紐づいたことで、これは果物の価格を管理しているんだな
というのが視覚的にも伝わりやすくなったと思います。
先に具体例を出してしまいましたが、連想配列の書き方は
$連想配列名 = [ "キーA" => 値, "キーB" => 値, "キーC"=>値];
です。
連想配列のデータにアクセスする
連想配列のデータにアクセスする場合は、
$連想配列[ "キーA"];
とすることで、データにアクセスできます。
具体的な例を見てみましょう
<?php
$prices =[
"りんご" => 200,
"みかん"=>120,
"ぶどう"=>500
];
echo $prices["りんご"];
?>
上記のコードは、連想配列内のキー「りんご」に対応するデータの「200」が取り出されて、echoによって文字列として200が表示されます。
連想配列のデータを変更する
$連想配列名["キー"] = 値;
で変更することができます。
<?php
$prices =[
"りんご" => 200,
"みかん"=>120,
"ぶどう"=>500
];
$prices["りんご"] =350;
echo $prices["りんご"];
?>
こうすると200ではなく、350が表示されます。
連想配列にデータを追加する
$連想配列名["追加したいキー"] = 値;
とすることで追加できます。
<?php
$prices =[
"りんご" => 200,
"みかん"=>120,
"ぶどう"=>500
];
$prices["いちご"] =700;
echo $prices["いちご"];
?>
こうすると連想配列にキー「いちご」と値の700が追加され、
echoによって「いちご」に対応する値の700が表示されます。
今日のまとめ
- 連想配列はキーを使って、データを管理できる
- 意味づけができるので、管理も利用もしやすい
連想配列は便利ですね。
明日からはPHPを進めつつ、前後している課題も進めていきます。
では、また。