18..JavaScriptって何?② ~基本文法をとりあえず知る、話はそれからのようだ~
まずは基本文法から
昨日の学習で、全容がつかめないという話をしましたが
基本文法のお話だったので、当たり前でした。
まずは、基本を知ってそれからどう使うかを学んでいくという事なのでしょう。
というわけで、引き続き基本文法についてまとめてみます
変数の型
変数には型がある。
型とは
変数の中に、何の種類のデータが入るのかを決めたもの。
例えば、
道具箱の中に「はさみ入れ」があれば、その中には「はさみ」が入るだろう。
「のり入れ」があれば、その中には「のり」が入るだろう。
それと同じように、
「文字列型」の変数の中には、「文字列」が入るだろうし、
「数値型」の変数の中には「数値」が入る。
このように、
変数の中に「何の種類のデータが入るのか」を決めているのが
「変数の型」。
条件分岐は大きく分けて2つある
1つ目は、ifを使う方法。
これは、boolean型を使って、条件を分ける処理。
booleanとは、真または偽という「二者択一の値」しか取れない型。
trueかfalse。
trueだったら、処理を実行して、falseだったら実行しない
という事が可能になる。
そして条件分岐は「if」をつかって書く。
if ( boolean型の値 ) {
boolean型の値がtrueの時に実行される処理
}
このように書く。
実際には下記のように書く。
if ( true ) {
console.log("true")
}
この場合、括弧の中がtrueで、常に条件式が成立するので「true」という文字列が表示される。
2つ目はswitchを使う方法。
これは「変数の値によって条件を分ける処理」
例えば、
ある変数の値が
- 1だったら〇〇○する。
- 2だったら◇◇◇する。
- 5だったら△△△する。
- それ以外は✕✕✕する。
という具合に、変数の値によって条件分岐させる。
switch ( 変数 ) {
case : 変数の値がパターン1
変数の値がパターン1の時の処理
break
case : 変数の値がパターン2
変数の値がパターン2の時の処理
break
case : 変数の値がパターン3
変数の値がパターン3の時の処理
break
default :
上記以外の値の時の処理
break
}
上記のように書きます。
実際のコードだと
switch (number) {
case : 1
console.log("numberの値は1です")
break
case : 2
console.log("numberの値は2です")
break
case : 3
console.log("numberの値は3です")
break
default :
console.log("numberの値は1,2,3以外です")
break
}
こんな形で書きます。
この場合はnumberの値によって、出力される文字列が変わります。
今日のまとめ
- 型は変数の中のデータの種類を決めるもの。
- 条件分岐は「if」と「switch」の2つがある。
- 「if」はtrue、falseで処理を分岐させる
- 「switch」は変数の値で処理を分岐させる
まだまだ、基本文法は学ぶところが沢山ですね。
焦らずじっくり進めていきます。
では、また。