87.復習しよう④ ~PHPについて~
復習シリーズ第4弾
今回はPHPについて
割りと最近学習した内容ですが、WordPressを触っていくに当たって、結構な頻度で触れ合うことが予想されます。
改めて基本を復習していきます。
PHPとは
プログラミング言語の一つで、特にWeb分野の開発が得意と言われています。
Web制作においては、PHPを単体で使うことはなく、基本的にHTMLと組み合わせて使います。
なぜなら、ブラウザはHTMLは理解できても、PHPは理解できないからです。
ブラウザに伝えるにはどうすれば?
PHPのプログラムはサーバーで動いています。
JavaScriptもプログラミング言語でしたが、こちらはブラウザ側で動いていたのです。
ここが、PHPとJavaScriptの大きな違いですね。
JavaScriptはそもそもブラウザが理解して処理していました。
PHPはサーバーで動き、処理をした後、サーバーからブラウザへデータを返す時にHTMLの形式で渡されていれば良いのです。
なので、PHPが出力する最終的なデータがHTML形式であれば、中でどんな処理を行っていようがブラウザにはHTMLにしか見えないので関係ないわけです。
PHPの特徴は?
PHPは書き方がシンプルでわかりやすいです。
JavaScriptを学習した後であれば尚更理解が早いかなと思います。
書き方は少し違うけれど、仕組みは似ている。変数、関数なんかは特に説明不要ですよね。
1つだけ、新しく学習した要素としてクラスがありますね。
これはオブジェクト指向言語では必ず出てくる要素の1つで、データと処理をまとめて使い回す仕組みでした。
設計図と制作物の関係と説明されることが多いですが、CSSの共通クラスに通ずる部分もある気がします。(似たようなものを予めテンプレートとしてまとめて、再利用する)
また、HTMLの中に埋め込むような形で記述します。
HTMLをブロック単位でforeachで複製して出力したり、
条件式で該当時のみHTMLを出力したりと
まさに動的なWebページを作ることができます。
Formを使ってデータの受け渡しをするのもPHPの仕事で、HTMLタグの特定の属性を参照してデータの受け渡しを行ってくれます。
これも超便利ですね。
きっちり基本を押さえて、WordPressに入って行きたいですね。
今日のまとめ
- PHPはサーバーで動くプログラミング言語
- どんな処理を書いても、最終的にはサーバーからブラウザにHTMLとして渡される
- クラスというデータと処理をまとめる仕組みが使える
- ページ間でのデータのやり取りが可能になる
本日はPHPについて復習しました。
明日はSQLとデータベースをおさらいして
WordPressの学習に突入していきます。
では、また。