2.webページ主に2種類のテキストファイルでできている ~その1~ HTML編
webページはテキストファイル
前回の学習で、webページはあるルールに基づいて書かれたテキストファイルだと書きました。
今回は専門用語をなるべく使わずに、まずは全体感を掴むことを目的とします。
webページに使われるテキストファイルには以下の2種類があります。
- HTML
- CSS
アルファベットが出てきて、ちょっと吐きそうになってるそこのあなた。
大丈夫です。
どちらも、名前がカッコイイだけのただのテキストファイルですから。
気を取り直して、今回はHTMLについて掘り下げていきます。
HTMLって?
HTMLとは HyperText Markup Language の略です。
一応、形式的にお伝えしました。正直、お腹いっぱいですよね。
すごく、すごく噛み砕いて書きますね。
ブラウザに仕事をお願いするマニュアル。
これです。
webページを表示しているのはブラウザだと言うことは前回学習しました。
そして、あるルールに基づいて書かれているということも学習しましたね。
ルールってなに?
「あるルールに基づいて」という、周りくどい言い方も、ここで遂に終焉を迎えます。
そのルールとは何か。
「タグ」と呼ばれるカギカッコで、表示したい内容を囲む。
それだけです。
見てもらった方が早いので例を記します。
<タグ>表示したい内容</タグ>
上のようなイメージです。
何でタグで囲むの?
何故、普通のテキストだけではダメで、こんな書き方をするのか?
HTMLを読むのがヒトではなく、「ブラウザ」だからです。
ブラウザはテキストファイルを読み込んだ時に、「タグ」に書かれた情報を読み取って様々な処理をしているからです。
タグから情報を読み取る?
私達の日常でも似たようなことはあります。
例えば、
ユニクロで服を買う時に、商品タグから色々な情報を得ていますよね。
色やサイズ、価格などなど。
それを見て商品を購入したり、棚に戻したりなどの判断(処理)をしています。
これと似たように、「タグ」と「表示したい内容」を決まった形で記述することで、ブラウザがwebページを表示する為の処理をしてくれるのです。
つまるところ、タグとはブラウザとweb製作者が細かい意思疎通を図れるようにした、親しみ深い存在なわけです。
勘違いしていたこと
私が勘違いしていたことなので終始強調していますが、
あくまでもHTMLはテキストファイル、それ自体が動いたりしているわけではないのです。
動いているのはブラウザで、HTMLはブラウザにとっての手順書でしかないのです。
今日のまとめ
まとめると
- HTMLはブラウザに仕事をお願いするマニュアル(テキストファイル)。
- HTMLは「タグ」で内容を囲って書くというルールがある。
- タグを使ってブラウザと細かい意思疎通ができる。
こうしてまとめてみると、私達の身近な仕事でも似たような仕組みってありますよね。
次回は2種類のテキストファイルのもう1つ、CSSについて整理して行きたいと思います。では、また。